琉球古武道

鉄甲の型

鉄甲の型

鉄甲は、農耕用に使われている馬蹄で、拳に付ければ空手の拳技がそのまま使えるため、習得が早く、戦いに相当な効果があったとされている。馬蹄に角(スパイク)が付いた形をしているが、練習においては怪我を避けるため、先を丸くしたものを用いる。

現在は「前里の鉄甲」の型が保存されている。動きとしては首里手系の動作で構成された型で、大きく回して鉄甲を打ち合わせる動きと、俊敏な突き、渡り受けなどの技法に特徴が見られる。

鉄甲の型の動画

前里の鉄甲(準備中)

(2009年9月1日更新)